介護の仕事に多いジョブホッパーとは

少子高齢化社会が急速に進む現代では、介護関係の職種は多岐にわたり、求人数も増加傾向にあります。景気に左右されない職種として人気の高い介護職ですが、同じ職場で長期間働き続ける人が少なく、常に人手不足の職種でもあります。

その原因の一つに、職場環境があまり整っていない現状があげられます。排泄や入浴の介助や、泊まりがけの宿直勤務などハードな仕事内容の割に他の職種と比較しても給与が低く、人手不足のために一人の職員にかかる負担も重くなっています。仕事を続けたくても生活や心身の問題を抱えてやむなく職場を去る人もいます。そのため、少しでも条件の良い職場を求めて転職を繰り返す人も多く問題となっています。2,3年ですぐ転職を繰り返したり、5回以上の転職歴がある人をジョブホッパーと言います。転職を繰り返すという意味のジョブホッピングから生まれた言葉で、スキルもなく仕事をころころ変える人と言うネガティブな意味が込められています。再就職を目指すときでも信用がなくなってしまうため、以前働いていたところよりも良い条件で就職することは難しくなってしまいます。

転職を繰り返す人を指す言葉には「キャリアビルダー」という言葉もあります。キャリアビルダーはスキルアップのために転職する人を指し、転職で収入や待遇がアップする場合もあります。介護職は実務経験が大切なキャリアになります。できれば3年以上は同じ現場で働き続けながら専門の資格を取るなどキャリアアップに努め、キャリアビルダーを目指した方が転職も有利になります。キャリアビルダーを目指したい方は、この『転職で高みを目指そう』というサイトにもそのヒントがあるので参考してみてはいかがでしょうか。

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